ライバル店へ偵察
イオン内のM書店
15kmも離れてるので、直接の影響は少ないと思われますが。
当店と広さは多分同程度。検索機無し。
コミックは手動(熱収縮フィルムを使わない)シュリンク。筒状のビニールカバー。
そのカバーがしてあるものと、そうでないもの差がわからない。時間がなくて全部に施せていないだけか。
見た限りコミック売り場には店員1人。レジには2人。やはりここでも人出不足の感が。
平台はメディア化、人気作、新刊、定番作品が多い。特徴があったのは、ボーイズオンザランくらいか。
新興勢力(MFアライブ、Ryu、に加えてBEAM、BIRZなど)の扱いが小さい。
ライトノベルにはそれほど力を入れていないようだ。GA文庫は2冊だけ。だけどもBLの中に。
コミック文庫は少ない。
楽譜が充実している。児童書の雑誌風陳列が面白い。絵本は表紙を見せた方が効果的なのは間違いないので、とてもいいと思う。冊数は減るが。
みなさんのおかげです
本日角川GPよりティーンズ系文庫特約店改訂のお知らせが届きました。
少年向け(スニーカー、富士見ファンタジア等)は、予想通り基準を大きくクリアしており、また、特約店として新刊をお届けできることになりました。
さて、少女向け(ビーンズ・ルビー)ですが、やはり基準には及ばず、残念ながら「女組」には登録されませんでした。
しかし、なんとビーンズ文庫は見込みアリとのことで、ビーンズ文庫だけは実績に基づいた配本が*1されるようになりました。もちろん、今までの「新刊が入って来ていない」実績を用いて配本されるでしょうから安心はできませんが、少しはまともな売り場になれるかと思います。
ルビー文庫については、当店では扱いが難いので今後も見通しは暗いかと思います。すみません。
これからも当店のライトノベル分野は分不相応なまでに頑張ります。
*1:発売日に
角川文庫の2007年度の実績が届いたよ
まあ、POSデータ送ってるのに7月入ってから前年度実績ってのも何だかなと思いつつ。
男性(少年)向けは、おかげさまで前年度比で110%以上の売上で、おそらく男組*1から落ちることはないと思われます。富士見ファンタジア文庫とドラゴンブックは130%という好成績。一方富士見ミステリー文庫は6割程度に留まったけど、前年度が若干良すぎた*2のと、そもそも刊行数の減少があるのでこんなもんだと思います。
問題は女性(少女)向け。ビーンズ文庫は辛うじて数%だけの減少で踏みとどまりましたが、ルビー文庫を加えると1割減。ルビー文庫単体で見ると4分の3です。なかなかに厳しい。もともとBLに力を入れてる店じゃないので、ルビー文庫が足を引っ張る形に。手元にある2007年5月までのデータだと、ビーンズ単体では特約店圏内の順位なのに……。何とかビーンズ単体で特約店制度を作ってくれないものか。という話はすでに角川書店の中の人には伝えてあるんだけどね。
だってさー、スニーカー文庫と富士見ファンタジア文庫の距離と、ビーンズ文庫とルビー文庫の距離が同じなわけないじゃん。深い溝が存在してるじゃん、少女小説とBLの間には。と思うんですがいかがですか。
*1:角川グループパブリッシングの少年向けティーンズ文庫ジャンルの特約店。これに入っていないと配本がほとんど無い