死にたい

平積みの一番上の文庫本が、立ち読みでふかふかになっている。死にたい。
文庫のシリーズ全巻を立ち読みされた形跡がある。死にたい。
電撃文庫の今月の新刊が13点中9点売り切れた。死にたい。
オビ状の手書きポップを付けたコミックスを、バイトがそのまま売った。死にたい。
コミックスの『ARIA』（ISBN:4901926128）は、アニメ化オビ（プレゼント応募券を兼ねる）を付けたまま陳列すると、表紙のキャラが隠れてしまう。死にたい。
小学校低学年と思しき男子が、『巫女っす!』ISBN:4785925809「エロい」と発言していた。死にたい。
「ライトノベル・ファンパーティー」のフェアをやりきる前に、年賀状素材集に平台を奪われた。死にたい。
平積みをやめて棚差しのみにした途端、売れる。死にたい。
陳列はいじらずにストックから返品しただけなのに、なぜか売れ始める。死にたい。
間違ったことを何一つ言っていないのに、お客様に怒られた。死にたい。
客注の商品が何処かに消える。死にたい。
立ち読みされた本が、適当な位置に戻される。死にたい。
酔っぱらいが閉店後にやってきて、店を開けろと騒ぎ出す。死にたい。
照明に使っている電球がすぐ切れる。死にたい。

うちの店で売り切れた本が、近所のコンビニでは売っている。死にたい。

少なすぎて引かれるので、月給の話はしない。死にたい。

（このエントリはサンコーインダストリー ステンレス-ステンレス ブラインドリベットNSTーH(ヘッダー品) ロブテックス製 NST6-3H【smtb-s】, 有明町：d41d8cd9 --- dying.jpにインスパイヤされて作成しました。決して本心から死にたいと思っているわけではありません。時々思うだけです。）