表紙イラスト

カッパ・ノベルスみたいにしちゃえよと思うのは私だけでしょうか。イラスト買いするひとと、イラストに引くひとの間をとるには良い方法だと思うんですが。
あー、カッパ・ノベルスの新装丁の話は公式サイトにはのってないのかね。個人サイトでちょろっと触れられてるだけで参考リンクにできない。まぁ説明すんのが面倒くさいだけですが。要は本体の4分の3くらいの高さがあるオビにイラスト(と通常のオビにあるような売り文句)が描かれていて、その下にはイラスト無しのカバーがあるというものです。
と、ぐちゃぐちゃ考えてみたら、イラストが阻害するのは読むことではなくて買うことなのだから意味ないという結論に達しました。カッパ・ノベルズが新装丁にしたのだって、引くほうより、興味を持たれるほうが大きいと踏んだからでしょうし。読むときはカバー付ければいいんだしね。
それでもやはり私はイラストは無視し続けるだろうなぁ。好きなイラストで嫌いな文章を読ませられるのと、嫌いなイラストで好きな文章を読ませられるのでは、後者のほうが圧倒的に損失が少ないと思うから。そんで、さらに言うと自分の好きなイラストと文章がどっちもそろうなんて滅多になさそうだから。だから私はイラストはとりあえず無視しておいて、内容が面白そうなものを読む。そっちのほうが良いものに出会えやすい気がするから。
あ、カッパ・ノベルス方式にするなら、第一カバー(オビ)と第二カバー(本来の表紙)で別バージョンのイラストを付ける、とかどうだろう。ペんぎん書房のSEED! COMICSがやってるような。でもこれだとカラーイラストが1枚増えて、イラストレーターが大変&お金がかかるのかな? その分定価に跳ね返ってきそうだしなぁ。
というようなことを、「絵師について語っているところ少なくない?」(中略)そこら辺無視して作家やキャラばかり語るのってどうよ、みたいな。から考えてました。