僕が(新刊で)本を買う理由

はてなブックマーク - 本は買って読むべきか? - Copy&Copyright Diaryあたりの話題から。でも、ベクトルが違う気がするので、関連は薄いかも。
で、僕が新刊*1で本を買う理由は、現時点で著者にお金という対価を提供する手段として、現実的には唯一であるからです。直接寄付のような形でお金を渡せばいいとか、支払ったお金が直接的に著者の懐に入るのかというのはあるけれども。
金銭的には余裕があっても置く場所が無いとか、高価な専門書などのことは考えていません。ても、大多数の人はそんな苦労はしてないでしょ?
で、「おもしろいものを読ませてくれてありがとう」という意味でお金を払うのであれば、おもしろくないものを買うことは避けたい。となると、店頭である程度読めなければおもしろいかどうかは分からないので、シュリンク等で全てを閲覧不可にしてしまうのは、嫌だ。でもシュリンクしないとどんどん本が傷んむ。さらに買わなくても本を読めるので、対価を支払う意味が薄れる。ぐるぐる、ぐるぐる。
まぁ、実は本の内容を見て選んでいる人はたぶん少なくて、テレビでやってたからとか、流行ってるみたいだからとか、この作家が好きだから、みたいなことが多いので、店頭で読めなくてもべつにいいのかなとも思うけど、それは僕の思う正しい姿では無いのでなんとかならんのかな、と思う次第です。

*1:古書でないという意味。新刊書店の新刊