耐えられない客注品の入荷の遅さ

「注文した商品がくるのが遅い」と、電話でお客さまからお叱りをいただく。結局その方はキャンセルになった。
ウチの地域では、取次に在庫がある場合なら最短で3日でくることもあるが、版元からの取り寄せになると大体1週間はかかる。もちろん2週間程になることだってある。ホント、なんとかならんのか?
ブックライナーを導入したい。: 小説系でも話題になっているような、客注専門のサービスを使うしかないのだろうか。でも粗利が手数料で消えてしまうようなサービスなんて意味が有るのか?利益にならなくてもサービスとしてやるべきなのか?
ちなみに、今回のお客さまの場合は雑誌のバックナンバーの注文だった。雑誌のバックナンバーは通常の書籍等より時間のかかることが多い。これもよくわからない。なんとかならんのか?
実は、今回は注文から1週間しか経っていないのにお客さまは怒ってしまった。一応、受注前に「時間がかかる」ということは説明してある。しかし、お客さまにとってみれば、待っている欲しい本が来ないというのはいらいらするだろう。ましてや宅配便なら1日で届く距離での事だ。版元や取次、書店にとっては数多くの本のひとつかもしれないが、お客さまにはその本しかないのだ。なんとかならんのか?
こんなことをいつまでも続けているようでは、リアル書店に未来などない、と思う。